スムーズな受診のために!美容皮膚科と皮膚科、それぞれ必要な準備とは?


「なんだか肌の調子が悪いな…」

「ニキビやシミ、どうにかしたい!」

そう思った時、皮膚科や美容皮膚科を受診しようと考えますよね。でも、いざ行こうとすると、「何を持っていけばいいの?」「事前に何か準備しておくことはある?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

事前に少し準備しておくだけで、診察がスムーズになり、より満足のいく結果につながります。

今回は、美容皮膚科と皮膚科、それぞれの受診時に必要な準備について、詳しく解説します。


まずは共通の「必須アイテム」をチェック!

美容目的でも治療目的でも、以下の3つは必ず用意しておきましょう。

  1. 保険証と各種医療証: 皮膚科の保険診療はもちろん、美容皮膚科でも、まずは保険証を提示するケースがほとんどです。月初めには必ず持参しましょう。

  2. お薬手帳: 現在服用している薬、過去にアレルギーが出た薬などが記載されたお薬手帳を持参しましょう。これにより、薬の飲み合わせなどを医師が判断でき、安全な治療につながります。

  3. 症状をメモした紙: いつから、どんな症状が出ているのか、痛みやかゆみはあるかなど、気になることをメモしておきましょう。診察室に入ると緊張してしまい、うまく説明できないこともあります。


【皮膚科】受診時の準備

ニキビや湿疹、アトピーなど、病気の治療を目的とする皮膚科(保険診療)では、以下の準備をしておきましょう。

  • メイクはせずに行くか、落とす準備をする: 顔の症状を診てもらう場合、正確な診断のためには、メイクを落とす必要があります。すっぴんで行くのが理想的ですが、難しい場合は、クレンジング剤を持参しましょう。

  • 症状の写真を撮っておく: 蕁麻疹(じんましん)のように、症状が一時的にしか出ていない場合は、症状が出た時の写真を撮っておくと、医師に正確な状態を伝えられます。

【美容皮膚科】受診時の準備

シミやたるみ、ニキビ跡など、肌をより美しくするための治療を目的とする美容皮膚科(自費診療)では、カウンセリングが重要になります。

  • 希望や悩みを明確にする: 「どんな肌になりたいか?」「どんな施術に興味があるか?」など、具体的な希望を事前に考えておきましょう。

  • 聞きたいことをメモする: 料金、施術にかかる時間、ダウンタイム(回復期間)、痛みなど、気になることは事前にメモしておきましょう。

  • メイクはせずに行くか、落とす準備をする: 多くの施術では、施術前にメイクを落とす必要があります。クレンジング剤や基礎化粧品はクリニックで用意されていることも多いですが、敏感肌の方は普段使っているものを持参するのが安心です。

  • 現金またはクレジットカード: 自費診療のため、保険証は必要ありませんが、支払い方法を確認し、現金やクレジットカードを用意しておきましょう。


まとめ

皮膚科と美容皮膚科は、どちらも肌の専門家ですが、目的が異なります。

共通の準備に加え、それぞれの目的と特性に合わせた準備をすることで、医師とのコミュニケーションがスムーズになり、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。

これらのポイントを参考に、安心して受診に臨んでくださいね。