皮膚科と美容皮膚科、どっちに行けばいいの?両方通った私が教える比較体験談
ニキビ、肌荒れ、シミ、シワ…。肌の悩みは尽きませんよね。そんな時、「皮膚科に行けばいいの?」「美容皮膚科の方がいいのかな?」と迷った経験はありませんか?
この記事では、実際に皮膚科と美容皮膚科の両方に通ってみた経験から、それぞれの違いやメリット・デメリットを詳しくお伝えします。
あなたの肌悩みに合わせて、どちらを選ぶべきか、きっと答えが見つかるはずです。
皮膚科に通った私の体験談
私はまず、重度のニキビに悩まされて皮膚科を訪れました。
メリット:保険適用で安く、治療が根本的
一番のメリットは、やはり保険が適用されるため、費用が抑えられることです。診察代や処方される薬代が安く済み、経済的な負担が少ないのが嬉しいポイントでした。
また、皮膚科は「病気としての肌トラブル」を治す場所なので、ニキビの原因菌を殺す薬や、炎症を抑える薬など、根本的な治療に焦点を当ててくれます。これにより、ニキビができにくい体質に改善されました。
デメリット:美容面はカバーしきれない
しかし、デメリットもありました。皮膚科の治療はあくまで「治すこと」が目的です。ニキビは治ったものの、ニキビ跡の赤みや、肌のくすみ、毛穴の開きといった美容面の悩みは、あまり改善されませんでした。
また、保険診療のため、最新の美容医療機器を使った治療は受けられず、治療法が限定されてしまうこともあります。
美容皮膚科に通った私の体験談
ニキビが治った後も、残ったニキビ跡や毛穴に悩んでいた私は、美容皮膚科に足を運んでみました。
メリット:理想の肌に近づける、選択肢が豊富
美容皮膚科の最大のメリットは、「理想の肌」を目指すための治療を受けられることです。ニキビ跡の治療だけでも、レーザーやピーリングなど、様々な治療法を提案してくれます。
シミやシワ、たるみなど、一つのクリニックで様々な悩みを解決できるのも魅力です。専門のカウンセラーや医師が丁寧に相談に乗ってくれるので、自分に合った治療法を見つけやすいと感じました。
デメリット:費用が高く、ダウンタイムがあることも
美容皮膚科の治療は、基本的に自由診療なので、費用が高くなります。レーザー治療などは、1回あたり数万円〜数十万円かかることもあり、継続して通うにはそれなりの費用が必要です。
また、レーザー治療やピーリングなどは、施術後に赤みや腫れが出るなど、ダウンタイム(回復期間)があることがあります。施術を受ける際は、スケジュールを調整する必要がありました。
まとめ:あなたの悩みは「治療」?それとも「美容」?
皮膚科と美容皮膚科は、似ているようで全く別の役割を持っています。
皮膚科がおすすめな人
ニキビ、アトピー、湿疹など、保険診療で治療が必要な肌トラブルがある人
費用を抑えて治療したい人
まずは肌の根本的な原因を治したい人
美容皮膚科がおすすめな人
ニキビ跡、シミ、シワ、毛穴など、美容面の悩みを改善したい人
費用はかかっても、最新の治療法で理想の肌を目指したい人
ダウンタイムを考慮して、じっくりと肌質改善に取り組みたい人
もし迷ったら、まずは皮膚科を受診してみるのがおすすめです。医師に相談し、治療が必要な病気がないか確認した上で、美容的なアプローチが必要であれば、改めて美容皮膚科を検討してみましょう。