失敗から学んだ!美容皮膚科から皮膚科へ転院した私の体験談
「美容皮膚科に通っているけど、なんだか肌の調子が良くならない…」「保険適用の方が安く済むって聞くけど、どうなんだろう?」
美容皮膚科に通い始めたものの、なかなか効果を実感できなかったり、費用が負担になったりして、転院を考えている方もいるかもしれません。
この記事では、私が実際に美容皮膚科から皮膚科へ転院した経験から、それぞれのクリニックの違いと、なぜ転院を決意したのかを、詳しくお伝えします。
なぜ美容皮膚科を選んだのか?
最初は、ニキビ跡のクレーターやシミ、全体的な肌のくすみが気になり、雑誌やSNSで話題の美容皮膚科を選びました。
期待したこと:
専門的な最新治療で、短期間で肌がきれいになる。
美容目的だから、自分の理想の肌に合わせて治療プランを立ててくれる。
医師やスタッフが美容に詳しいので、安心感がある。
カウンセリングでは、いくつかのレーザー治療やピーリングを勧められ、意気揚々と施術を始めました。
美容皮膚科での治療、そして転院のきっかけ
しかし、何度か通っているうちに、私はあることに気づき始めました。
1. 費用が高く、継続が難しい
美容皮膚科の治療は、基本的に自由診療なので、1回あたりの費用が非常に高かったです。月々の費用が家計を圧迫し始め、継続して通うことが難しくなりました。
2. 根本的な肌トラブルが改善されない
ニキビ跡のレーザー治療は効果を少し感じましたが、新しいニキビが次々とできてしまうという根本的な問題は解決されませんでした。
高額な治療を受けても、新しい肌トラブルが絶えず発生するため、「このままではキリがない…」と感じ始めました。
3. 自分の肌に合った治療か疑問に
私の肌は、単なるニキビ跡だけでなく、赤みが出やすい、バリア機能が低下しているなどの問題も抱えていました。しかし、美容皮膚科では、そうした**「肌質そのもの」を改善するためのアドバイスはあまりもらえませんでした**。
「高価なレーザー治療をするよりも、まずは肌を健康な状態に戻すことが先なのでは?」と疑問を持つようになったのです。
皮膚科へ転院!その結果は…
これらの悩みを抱え、私は思い切って近所の皮膚科に転院しました。
皮膚科の医師は、私の肌質を丁寧に診察し、「まずは肌の炎症を抑え、バリア機能を回復させましょう」と提案してくれました。
処方されたのは…
肌の炎症を抑える塗り薬
炎症を繰り返す原因を抑える飲み薬
肌の保湿力を高めるための保湿剤
これらの薬はすべて保険適用だったので、費用は美容皮膚科に通っていた時の10分の1以下でした。
そして驚いたことに、1ヶ月も経たないうちに、新しいニキビができなくなり、肌全体の赤みも落ち着いてきたのです。肌のバリア機能が回復したことで、肌荒れしにくい、健康な肌へと変わっていきました。
まとめ:大切なのは「目的」に合ったクリニック選び
美容皮膚科から皮膚科に転院した経験から、私は大切なことを学びました。
美容皮膚科:
目的: 既に健康な肌を、さらに理想の肌に近づけること。
向いている人: シミやシワ、ニキビ跡など、ピンポイントの悩みを解決したい人。
皮膚科:
目的: 炎症や病気としての肌トラブルを根本から治療し、健康な肌に戻すこと。
向いている人: 肌荒れを繰り返す、ニキビが絶えないなど、肌の根本的な問題に悩んでいる人。
もし今、肌トラブルが続いているなら、まずは皮膚科で「治療」を優先するべきかもしれません。健康な肌を取り戻してから、美容皮膚科で「理想の肌」を目指すのが、賢く、そして失敗しない選択だと、私は自分の経験から強く感じました。